2009年7月27日月曜日

太陽のパワーでエコにお料理!ソーラークッカーの作り方

ソーラークッカーって知ってますか?

2009年4月に英紙「フィナンシャルタイムズ(Financial Times)」と「ヒューレッドパッカード(Hewlett-Packard Development Company)が共同開催したコンテスト「Climate Change Challenge」で優勝したケニア生まれの「Kyoto Box」が代表的。以下の動画のような具合なのですが、Kyoto Boxのおかげで、電気・ガスのインフラに乏しいアフリカの国々では、調理用の薪を危険な森に取りに行くという重労働から解放され、煙で大気を汚すことなく、効率的に調理ができるようになったそうなんです。



では、そんなソーラークッカーを自作する方法のご紹介。
グリーンな生活情報を掲載している「thedailygreen」の記事によると、ダンボール箱やアルミホイルなどの身近なものを使って簡単に作れるんですって。

材料は、
・18インチ(45.7cm)四方の面の段ボール箱(高さは適当でよい)
・黒い厚紙
・アルミホイル
・プラスチック製のクリアファイル
・糊
・ペン
・テープ
・針金もしくは支え棒
でOK。

道具にハサミまたはカッターナイフ、定規があれば準備万端。以下の5ステップに従って、レッツメイク!

ステップ1: ダンボールの上面の周りを、幅1インチ(約2.5cm)で縁取るように線を描き、3辺を切る。あとの1辺は蝶番として使うのでそのまま残しておく(ここがソーラークッカーのフタになる)。

ステップ2: フタ部の内側に糊をつけ、全体をアルミホイルで貼る。

ステップ3: プラスチック製クリアホルダーをフタ面の大きさよりも少し大きめに切る。

ステップ4: 箱の底をアルミホイルを張って縁取り、黒い厚紙でカバーする。適宜、テープで留めよう。

ステップ5: 針金や支え棒のようなものを適当な長さに切り、フタ部を支えられるようにしよう。

以下の動画のような感じで、使いましょう。

底に鍋を置き、クリアホルダーを上からかぶせ、太陽の光が効率よく反射するようにフタ面の角度を調整して開きます。ソーラークッカーのポイントは「太陽光をいかに多く集め、調理に必要な熱エネルギーに変えるか?」という点なんですが、これをクリアファイルとアルミホイル、黒の厚紙で実現する仕組み。



太陽光をアルミホイルや黒い紙で集めを調理に活かすという一見原始的な道具ですが、なかなか奥深く考えられていますね。非常用にも役立つかも!

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